2016年3月30日水曜日

昨日、今日、明日

これが話題のタバレス代表
3/8に自動車のプジョー・シトロエングループが僅か2年で業績を回復し、従業員にボーナスを出したことに触れたが、この目覚ましい「立て直し」のご褒美にグループ代表の給料が昨年度2倍となり、年収524万ユーロ、1年365日で割ると日給約186万円! 
「労働者の年給を1日で稼ぐ。そんな馬鹿な〜」という声と同時に「手腕経営者には当然の報酬」という声も。実際ルノーのカルロス・ゴーンの給料はその3倍、アメリカの経営者はもっと高いそうで、、、。
そんなに稼いでどうするの? 「勿論税金を沢山払って社会貢献するためです」と言ってくれれば私も労働者も許すと思うけど(笑) 旧ブログ、3年前の「スポーツとしての資本主義」を参考にしてほしいですなー。

それから細かい推移は除くが、3ケ月以上も議論がされてきた「国籍剥奪法案」* は放棄されてしまった(大統領自ら法案放棄演説:勿論野党「共和党」の所為にして)。 
結果としては私はそれで良かったと思うが、なんだったのだろう。そして最近政府はテロ犯の「無期懲役」は絶対に「終身」とするという、これまた絶対テロ予防にならない法案を検討中。あーあ。

これが昨日、今日。そして明日はこれも3/8記の「反労働法改正」のデモと続きます
(これに関してもタバレス代表の給料同様、右岸と左岸からで意見が全く違う。端的な左岸からの観察は飛幡さんのブログをご参考に)

以上、平和と言えば平和な話題でした。 


*「国籍剥奪」に触れた以前の投稿
2/11 むなしき論争  
1/16 終わらない銀行と悲しい現実
12/5 二重国籍 誤謬訂正 
12/2 これでは安倍政権と変わりない




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