2015年12月2日水曜日

これでは安倍政権と変わりない

Note en français pour éviter des malentendus :  

J'ai fait le deuxième voyage depuis deux mois à cause de la cérémonie bouddhique qui intervient au 49e  jour après le décès. En fait j’ai perdu ma mère en septembre. 
À cause de ce calendrier, j’ai été au japon le 13 novembre.  Tout naturellement, mes proches me disaient gentiment “C’est bien que tu n’as pas été à Paris”. D'une part, c’est vrai, j’en suis content, mais d'autre part j'aurais bien aimé être là pour partager la tristesse et la colère avec les Parisiens... Je me disais que j’ai acquis, d’une manière, la solidarité française après 30 ans de vie parisienne.
Et de retour du Japon, je regarde les journaux depuis 2 jours, je commence à douter de quoi j'aurais pu être solidaire…  Heureusement je suis passé devant le Bataclan ce matin.
昨日話したように、私は日本にいると全く「情報外」、パリに戻って聞くニュースも驚きの連続でガリバーになったような気分。

世論調査では不人気だったオランド大統領の支持率が今月22%上がった!
結局昨日紹介した中日新聞のは例外的に冷静な留学生にあたっただけで、大衆は「IS撲滅戦争」を承認したのだろうか?

現在政府は8500の公安および司法職の創設を発表。こうして財政安定化より保安が優先と宣言したが、実際のところはそれがなくてもEUと約束した財政赤字軽減は達成できないのでちょうどよいカムフラージュ。

加えて「緊急事態」体制を延長のための憲法の改正、二重国籍の廃止* も含む政策をあげている。これではまるで極右のマリー・ルペンが次期大統領選に勝ったときの地ならしではないか!

* 12/3記:さっきニュースを聞いていたらこれは正しくなかったことが判明。今度訂正を記載します

私の大好きな(勿論アイロニーですよ) のセゴレン・ロワイヤル(元大統領候補、元オランドの夫人、現環境大臣)が大衆紙パリジャンのためにポーズしたこんな写真も見つけた。
私は国旗や国歌が好きではないが、フランスでは左派の人も「生温い」寛容さを持っている。だが植民地政策を過去に行った国家は、いくら三色旗が「自由・平等・博愛」の象徴と言おうが、被植民地化された国民にとっては弾圧の象徴でありえることをわきまえなければならないと思う。加えて今現在の情勢は植民地時代のツケを払っているようなものだから尚更のこと。

本当に これでは安倍政権と変わりないではないか、、、

「私のソリダリテ(先々日参考)は何だったのだろう?」と思ったが、お昼に近くに行ったので寄り道してみたバタクラン劇場の前、亡くなった人々の写真に私は「政治劇」から「現実」に引き戻され、悲しいながらも花束や寄せ書きにちょっと安心するところがあった。

Extrait de la prière de Saint François d'Assise sur papier jaune
黄色い紙には聖フランシスコの平和へ祈りの抜粋が

参考投稿
不人気のオランドのことは例えば 2013/4/26
ロワイヤル夫人のことも書いているはずだけど出てこない。不思議
フランス国歌のことは1月のテロの後に書いた 2015/1/14 など

最後に私の今日の結論:「凡庸なる指導者は権力強化を好む」

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