2015年3月20日金曜日

蘇ったセイレーン

昨年5月4日のデッサン
バッグをほどいて個展から「出戻り」したセイレーン(人魚)をアトリエに、天気が良いと日が射してくる階段に飾ったところキラキラと光りだした。そうそう画廊では日陰者にしてしまい悪いことをした。この人魚さんも腰の辺りから光り出すと艶やかになる。それが発揮できなかったから出戻ってしまったのかもしれない。(でも概してアトリエの壁にあった作品の出戻り率が異常に高いのは何故だろう?)

通常デッサンは、絵画にもまして紫外線による焼け、色落ちを避けるため直射日光を避けて飾られるものだが、私の「海水デッサン」は、保存・投資的価値など一切考えず、是非陽光が燦々とあたるところに飾って光によってうつろう不思議さを味わってもらいたい。結晶がないと思っていた作品でも太陽の光は偉大、一つ二つの僅かな結晶の粒が急に輝き始めるのをふと発見するのはちょっした感動的一瞬です。

そういう太陽、今日はパリでもほぼ皆既日蝕、でも曇っているから多分見られないだろう:確かにちょっと暗い気がする 。

パリに戻った月・火は天気も良く暖かくてルンルンでしたが、また寒くなって、かつ空気が悪く(中国以上らしい)、古代の人のごとく、日蝕の後に新しい太陽が生まれると信じたい気分です。

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