2013年6月13日木曜日

第三のパラダイス - 予告編

先日書いたが私がのんびりしていたのは大きな塩のデッサンの新しいシリーズをフランス人コレクショナーに発注されたという、またとない僥倖に恵まれたたからだったが、バッドニュース(キャンセル?)の先行きはどうなるにせよ、ついに暑くなってきて塩のドローイングシーズンが到来した! 毎日のデッサンで紙がなくなってきていたので、去年の発注で問題が多かったが老舗画材店のスヌリエ(昨年8月記載「注文はしたけれど」)に先々週でかけた。店は混んでいたのだが珍しく親父さんがいて、話しかけたら注文をすぐに聞いてくれた。ラッキーと思っていたのだが数日前使ってみると、表面がいやにつるつるしていてインクのにじみも違う。紙の裏にいつもあるメーカー名の透かしもない。払い戻させようと思ったのだが領収書もなくしてしまった(もらった記憶もないような気がするが、これは私の老化現象の可能性もあり)。
まあだめもとで昨日店へ行ったら多少顔を覚えてくれているのか、中堅の店員さんは私の言葉を信じていてくれ、私が買う紙の棚に一枚残っていた(というか紛れ込んでいた)紙から私が違う紙を買ったことが判明した。あいにく私の欲しい白の紙がなくて再注文(商品交換払い)になったが、「老パトロン(店主)はしょうがないな〜」というのが店員さんと私との眼であった合意でした。

というわけで、気を良くしてセーヌ河岸のスヌリエから橋を渡ってルーブルへ 。実はイタリアの60年代のグループ、アルテ・ポーヴェラの一員ミケランジェロ・ピストレットが展示しているのだ。ルーブルの広場に入るとこんな変なポスターが張ってある。「結構行けてるじゃないピストレットおじさん!「(33年生)というわけで入りましたが、スヌリエのことを書きすぎたのでご報告は次回に。

ところで、注文の紙、画材スーパーみたいなところでも扱っていることがわかって、先日行ったら、見事その紙が半額バーゲン、在庫なしで大量注文したばかりなのだけれど、、、。かつ今日はポトポトと雨が降っていたので間違えて掴ませれた紙を使ってみたら、随分雨の絵のできが良い! 多分水分をいつもの紙より少し吸収しにくいのだ。 返品すべきかキープするか、どうしたらいいんだ?

0 件のコメント:

コメントを投稿