2013年5月19日日曜日

英三がいっぱい

異境の地に長く住んでいると、通りのウインドウに映った姿に「あれっ、変な東洋人がいる」と思ったら自分自身だったということが間々ある。環境に同化しすぎて私も周りの連中の一味であろうとの思い違い?、あるいは若いつもりでいて本当の姿を忘れてしまったせいか?(私は鏡を見るのが嫌いだ) 
それとは反対に今回日本の実家に戻り名古屋駅の地下街の群衆を前にしたとき「僕が一杯いる」との変な錯覚に陥った。仲間意識というより同じ生物個体として群れを発見したような、、、。ちょっと感動しました。
しばらく日本に滞在してパリに戻り、飛行場を出て郊外電車に乗ると、こんない人種雑多だったかなー?「まるで動物園だ」と思う(人種差別ではありません、私も一員です)。

そしてアトリエに着くと毎度のことだが、「あれー、こんなにガランとしていたかな?」と改めて思う。単に記憶力が悪いのか、日本がごたごたしすぎなのか?

昨日、名古屋空港で時間を潰しているとき、何となく軽量折り畳み傘を買った。パリは雨だろうと思った訳ではなかったが、地下鉄を出ると結構強い雨が降っていて助かってしまった。行き交う人は結構厚着をしている。それもそのはず今日は最高気温14度、アトリエ室温は相変わらずの16度。午後からまた雨。何たることか! セーターを着て、これまたいつもの私の平凡なる(普通の人には非日常的な)日常生活に戻り、「毎日のデッサン」(写真)をして、「雨の絵」も作った。

日本で習った訳の分からない言葉を使ってブログタイトル一新、再出発します。今日のデッサン、ギリクリしたかなー?

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